2008-01-01から1年間の記事一覧
しかし大ボールスパイクとは変な名前である。巨人の星の大リーグボールに便乗してつけたのか。山本が「大」だったからそうなったのか。「ボールが膨らむ魔球」というのもなんとなく変で、先に「大ボール」という名前ありきで後付の感じがしないでもない。 だ…
モテモテだった在りし日の努氏。 その存在は全女生徒憧れの的。一般男子生徒は努の姿を見るや『あいつにゃとってもかなわない』と退散。不良グループの連中でさえ『一ノ瀬さん』と陰から努を慕っており、ミーハーな池崎など努に握られた手を記念にハンカチで…
石松? なんかちがうぞ・・・ 石松と聞いて、今なら『ガッツ』が真っ先にくるだろうが、現代っ子に果たしてその名前の由来は分かっているんだろうか? 「アタック」放映当時の子供ならそれが当然の如く次郎長一家の「遠州・森の石松」を示す事だと分かった。…
当時のティーン誌のグラビアから。モデルの一人は久万理由香! よいね~。 ヤングファッションのメッカは渋谷・原宿ではなく新宿だった。伊勢丹、西武の他に鈴屋の名前も。 色・デザインは現行モノでも通用するが素材感がチープでペラいのが本物70sファッ…
エントリー№1・新聞社の鬼デスク というわけで諸君。只今より第一回・アタック№1『イイ顔親父』選手権 を、ニギニギしく開催する。われこそはと思うナイスな顔・ナイスなムードをひっさげた野郎どもは奮ってエントリーせい。 №2・社長 №3・松木監督 №4…
天竜女子高校のキャプテン・須賀。『消えるアタック』を受けた直後から高熱を発して寝込み、「消えた、ボールが消えた!」とうわ言を言いながら七日七晩苦しんだという。この日試合に参加した天竜チームのメンバーはその後次々と病に倒れ、また試合を観戦し…
『きゃーーっっ!』 『ショ、ショックー!!』 うむっ。 ご存知、第10話における一ノ瀬努と泉ゆりの抱擁(こずえ的にはラブシーン)である。これはアタック№1中でも屈指の爆笑シーンと言えよう。努と泉の抱擁を目の当たりにしたこずえと早川の、いかにも…
鬼コーチ本郷。そのやり方は時として『鬼』と言うより悪魔。 八木沢三姉妹との3対3の変則試合で叩きのめされ、天と地ほどの開きのある実力差を思い知ったこずえら富士見チーム。 希望に燃えた再出発の直後だっただけにこのショックは救いようがないほど甚…
卓球部の小林さんは怒りに燃えていた。 今日という今日は言ってやる。あの女王然としている鮎原こずえとバレー部に。 そもそも彼女はメジャーなものが大嫌いだった。力のあるヤツ、大きな奴、いばってる奴を見るとむやみに噛み付きたくなる。いつの世も、気…
スポーツヒロインもののアニメは意外に少ない。それでもバレーでは「アタック№1」を含めて現在まで3本が作られている。実写では『サインはV!』以降、石森章太郎原作の『燃えろアタック』(1979)や2005年のドラマ『アタック№1』があった。 昭和…
こずえ:「試合中、あの垣之内良子の視線がずっと私の体にまとわりついていたかと思うと、ううっ、気味が悪いわ」 みどり:「そう。いやらしい目で私たちを・・!」 第13話・『作戦なき作戦』 ・・・・・み、みんな大好き垣之内さん。 垣之内良子といえば…
「アタック№1」は、少女向けとはいえ勝負に関しては冷酷と言えるほどシビアな姿勢を貫き通していた。 そこにはズルズルの馴れ合いやお友達感覚で登場するライバルなど一人もいなかった。 弱者や敗北者には一かけらの同情も憐憫も見せないのが「アタック」の…
「アタック№1」はいわゆる古典的なスポ根である。 『苦しくったって 悲しくったって』の精神論、根性論、制覇と服従の美学、『だけど涙が出ちゃう 女の子だもン』に見られる古いステレオタイプな男女観、それらによって安直に保守反動の括りで語られがちで…
「アタック№1」の劇場公開版は全部で4作品ある。 いずれも 「東宝チャンピオンまつり」 の中の一本として上映された。 「東宝チャンピオンまつり」とは1969~1978年まで続いた東宝映画お子様企画の名称である。 学校の休みにあわせ春・夏・冬と年…
『大きいことはいい事だ』 コマーシャルの文句にもあるが、これはバレー選手にも言えるだろう。原作でもアニメでも山本の身長は185cmとなっている。たしかにデカイ。大林素子でも182cmである。「アタック」終了翌年のミュンヘン五輪代表で一番の大…
ある日の富士見高校バレー部部室。 女王・大沼みゆきとその極悪親衛隊3人組が、今日の練習で新入部員のこずえと早川を足腰立たぬほどシゴキ倒した事をネタに談笑していた。そこへ顧問の清水が入ってくる。清水のうしろにはブルーのブレザーを着た他校の生徒…
『野田ともよ君、バンザーイ!!』(第35話:世界へはばたけ) ・・・ともよ君って誰? これは世界ジュニアバレー選手権日本代表の選手たちがニューヨークへ出発する時のひとコマである。だが代表メンバーの一人、野田の母校・広島大付属中学の皆さんは彼女の…
エポック社の「アタック№1ゲーム」。 発売以来38年愛され続けたこのゲーム、皆様も相当やり込んでいた事かと思う。 しかし如何せん現代の大人の目から見るといささか物足りない感は否めない。 オリジナルのルールでプレイすると、まるで二人でスゴロクを…
夢のチビっ子インタビュー!今回は大沼キャプテンの登場です! 開始早々こそ緊張気味だった子供たちも、気さくな大沼さんに打ち解けるとさあ大変!現代っ子ならではの難問・珍問の連続技に、さすがの大沼サンも大苦戦です!果たして、われらが大沼先輩は子供…
じっさいに破傷風に感染すると物凄い事になるらしい。 具体的にどうなるかは今でもトラウマ映画の傑作として名高い、名匠・野村芳太郎監督の『震える舌』(原作・三木卓)を見るといい。以下は映画の中の描写。 まず舌や顎の違和感に始まり、やがてじわじわ…
原作を含めれば『アタック№1』の舞台となったのは昭和43~46年頃。当時の昭和ノスタルな風俗や風景を見るというのも『アタック№1』の楽しみ方のひとつだ。今回はそんなこずえの家をジックリ見てみよう。 昔の少女マンガの主人公といえば特に必然性が無…
『鮎原こずえは元・不良』ぬるいアニメトリビアではお約束である。こずえが元「不良グループ」の「親分」だったという事実、それにこずえが柏木達と八幡様でゴーゴーを踊るシーン、とりわけその時使われたサイケな音楽やブランコ上での珍妙な踊りは恰好のお…
真木村に一大事発生!! 一人暴走族の手におちてしまった我らが美少女の運命やいかに!? 森の中から現れた真木村の姿を見て仰天する一同。はらりと垂れた前髪、しどけなく左右に揺れるスカート、そして、頬を伝って滴り落ちる涙・・・・その様子から、彼女の身…